「恋はデジャ・ブ」これは素敵な映画でした。
何度も何度も繰り返す一日を
過ごさざるを得なくなった主人公の話。
よくある設定ですが
脚本に込められたエッセンスや
俳優陣の演技、演出で上質のコメディになっています。
「もしも・・・」「コメディ」な話しを縦糸に
そっと隠喩的に「人生哲学」を横糸に紡ぎこませた
楽しくて、面白くて、見終わって反芻すると
胸にスッと何か残してくれるおススメの映画です。
邦題はダサダサですが、さじ加減が抜群の映画でした。
(原題:Groundhog Day,日本で言えば啓蟄みたいな春の訪れに関わるお祭りの日。)

※監督と脚本はハロルド・ライミス。
彼はかつて役者として「ゴーストバスターズ」の一員(脚本も彼)で
先だって残念ながら69才で急逝されてしまいました…。
合掌。